ファイルやディレクトリを削除する
ここでは作業コピーでファイルやディレクトリを削除した際の操作方法について説明します。
ファイルまたはフォルダを削除したい場合には、その操作で削除の予約を行います。作業コピー上のファイルは、削除操作の際に削除されますが リポジトリからそのファイルが削除されるのは、コミットを行ったときになります。
ファイルの削除予約
- ファイルを削除します。ここでは「sampleB.txt」を削除することにします。
- 削除したいファイルの上で右クリックし、表示されたメニューから[TortoiseSVN] - [削除]を選択します。
今の操作で、作業コピー上のファイルが削除され、リポジトリのファイルは削除予約されています。
- 誤って追加操作を行った場合には「元に戻す」操作で取り消すことができます。
コミット
コミットを実行することで、削除予約したリポジトリ上のファイルを削除することが出来ます。
- コミットします。右クリックし、[SVN コミット] を選択します。
- コミット確認画面が表示されます。ログメッセージを入力し、[OK]をクリックします。
- コミット時のログとして管理されるコメントを記載することで、プロジェクトのメンバーが履歴を確認する際に役立ちます。
- コミット時のログとして管理されるコメントを記載することで、プロジェクトのメンバーが履歴を確認する際に役立ちます。
- 変更した内容はリビジョン番号で管理されます。内容を確認し、[OK]をクリックします。
- リビジョン番号はコミットする毎に採番されます。
- リビジョン番号はコミットする毎に採番されます。
作業コピーのファイルを手動で削除してしまうと…
作業コピーのファイルをTortoiseSVNのメニューからでなく、キーボードのDeleteボタンで削除してしまうと… リポジトリ側にはファイルが残っているため、TortoiseSVNは「このファイルは紛失した」として認識します。 次回[SVN更新]を行った際に、手動でDeleteしたファイルは再取得されてしまいます。