新しいファイルを追加します
ここでは、新しいファイルを作成し、そのファイルをSubversionの管理下に反映させる作業を説明しています。この作業を「コミット」と言います。 新しく作成したファイルコミットすることで、そのファイルはSubversionの管理下に入り、いつ誰がどのような作業を行ったのかの管理(バージョン管理)がなされるようになります。
作業
作業コピーにnew.txtを作成し、リポジトリに反映させる。
新しいファイルを追加する前準備
1. 作業コピーの状態を確認します。
- コマンドプロンプトで変更の確認を行いたいディレクトリに移動します。
svn statusコマンドを実行します。
svn status
- 何も表示されない: コミットし忘れているファイルはありません。
- ファイル名の前に"M"が表示される: ファイルが変更されています。
よく使うコマンド一覧 のstatasコマンドを参考にしてください |
2. リポジトリの修正を取り込みます。
- グループで開発を行う場合、リポジトリに対して誰かが修正をコミットしている可能性があります。
svn updateでリポジトリに対して行われた修正を自分の作業コピーに取り込みます。
svn update
新しいファイルの追加
1. 新しくファイルを作成します。
- ここでは"new.txt"を作成しました。
- この状態ではまだSubversionの管理下にありません。 statusコマンドを実行すると"?"マークが表示されます。
2. svn addコマンドで新しく作成したnew.txtをSubversionの管理下に追加します。
svn add "追加したいファイル名"
- この状態ではまだ追加はしたけれどまだリポジトリには反映されていない状態です。 statusコマンドを実行すると"A"(追加)マークが表示されます。
3. コミットしてリポジトリには反映させます。
svn commit -m "add new.txt"
- "-m"でnwe.txtを追加した旨コメントしています。
- "-m"でnwe.txtを追加した旨コメントしています。
4. statusコマンドで再確認します。
- statusコマンドで表示されるのは、コミットされていないファイルです。コミットされていれば、何も表示されません。