Q:顧客から問合せをチケットで管理しているが、対応漏れがないよう未対応分を把握出来るレポートを作成したい

現在顧客から問合せをtracpathのチケットで管理しています。対応に漏れがないようチケット未対応分を把握出来るレポート(報告書)を作成したいのですが。

A:Wikiのマクロ機能を利用して報告書を作成することが出来ます

Wikiのマクロ機能を利用して必要なチケットを呼び出し、報告書を作成することが可能です。

マクロは Wiki 文法が使用できる場所でならどこでも使用することができますが、今回はWikiページを新規に作成しレポート(報告書)を作成する手順をご紹介します。

以下のプロジェクトでは「顧客対応」分のチケットはマイルストーン「顧客問合せ」が設定されています。運用の段階でマイルストーンでもキーワードでも何か共通のキーとなるとなる値を入れておく必要があります

  1. メニューから[Wiki]-「新規ページ」を選択します。

    報告書1.png

  2. ページ名を入力します。

    報告書2.png

  3. 今回は「サポート対応状況」としました。(日本語ページ名可)
  4. 編集画面が表示されますので内容を編集していきます 編集例)

    報告書編集例

    見出し1

    見出し2

    マイルストーン「顧客問合せ」でcloseされていないチケットの件数を表示させます。

    マイルストーン「顧客問合せ」でcloseされていないチケットをテーブル形式で表示させます。rows=descriptionを付けることでチケット詳細まで表示されます。

    マイルストーン「顧客問合せ」でcloseされていないチケット。且つチケットの概要(件名)に「株式会社××様」が含まれているものを表示させます。通常チケット番号をキーに昇順で(古いものから)表示されますが降順で表示させたい場合には「desc=1」を追記して下さい。

    • こちらは一例になります。Wikiマクロを利用するにマクロについて詳しく記載していますので、取得したい情報によりマクロを組み合わせて使用して下さい。

    = サポート対応状況 =
    
    == closeされていないチケット件数 ==
    
    ||= 件数 =||'''[[TicketQuery(status!=closed&milestone=顧客問合せ, count)]]件'''||
    
    == closeされていないチケット一覧 ==
    [[TicketQuery(status!=closed&milestone=顧客問合せ, format=table, rows=description)]]
    
    == 株式会社XX様分 ==
    [[TicketQuery(status!=closed&milestone=顧客問合せ&summary=^株式会社XX様, format=table)]]
  5. 作成されたレポート(報告書)になります。

    報告書編集例

    報告書編集例

関連FAQ


リンク

TipsAndHowto/チケットの未対応分を把握出来るレポートを作成したい (last edited 2019-08-14 07:45:21 by hayashida)