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チケットの一括変更(プロジェクト管理者向け)
tracpathでチケットの運用を行って行くと、以下のような場面に遭遇することが多々あると思います。
複数のチケットを次のマイルストーンに持ち越したい
- 一括して担当者を割り振りたい
ここでは、チケットの属性を一括変更するカスタムクエリの機能についてご説明します。カスタムクエリの一覧表から右クリックで属性を変更することが可能です。方法は右クリックでチケットを変更を参照ください。
課題の一括変更手順
1.カスタムクエリを開く
[チケット]タブから[カスタムクエリ]を選択します。
2. 変更したいチケットを選択
①カスタムクエリ画面の下部にあるチケット一覧から、変更したいチケットのチェックボックスにチェックを入れ、②「>バッチ処理」をクリックします。
3. チケット属性を変更
- ①フィールドを追加します。(例えば新しいマイルストーンに持ち越したい場合には「マイルストーン」を一括で担当者を割り振りたい場合には「担当者」を選択します。
- ②各設定を行います
<例1>マイルストーンを「新しいマイルストーン」にして、担当者をすべて「admin2」に変更する
<例2>チケットを一括で「closed」にする。
- 解決方法を「対応済」に設定します
- ステータスを「closed」に設定します
- ③他のメンバーも分かるようにこの変更についてコメントを入れておきます。
チケット変更時刻を変更する:チェックを入れるとバッチ処理した時刻がチケットの変更時刻として処理されます
メール通知を送信する:チェックを入れると通知設定を行っている担当者にメール通知が配信されます
- ④「チケットを更新」ボタンを押下するとチケットが一括変更され、タイムラインにも更新情報が流れます。
<例3> チケットのステータス「New」を「Closed」に変更する
チケットのステータスを一括変更するとき、チケットの状態を表す「ステータス」を変更するときは注意が必要です。ステータスはワークフロー管理において定義することが可能ですが、「New(チケットの新規作成)」と「Closed(チケットの完了」のステータスは利用者がカスタマイズすることが出来ません。これは、tracpath の仕様となります。(利用者はチケットの「New」-> 「Closed」のワークフローを自由にカスタマイズすることが可能です)
tracpath のチケットシステムの仕様
- チケットシステムにおいて、「Closed(完了)」は特別な意味を持つ。
- ステータスは必須項目である。
- ステータス「Closed(完了)」に変更するとき、「解決方法」を合わせて設定する必要がある。
- 解決方法のデフォルト設定は以下のような選択肢を定義している。「対応済み」「重複」「無効」「再現しない」「対応しない」
- (1)チケット一覧の変更したいチケットについてチェックボックスを選択していること
(2)New -> Closed のステータス変更を選択していること
- (3)解決方法(例:対応済み、重複)を選択しているか確認
- ステータス以外に「解決方法」が必要となります。
- (4)「チケット更新」を押下します。
コンテキストメニューからの操作
右クリックで表示されるコンテキストメニューからも一括更新操作が可能になりました。
関連リンク
右クリックでチケットを変更・・・カスタムクエリの一覧から選択したチケットを右クリックで更新することが出来る「右クリック更新」機能について
複数チケットの一括変更・・・チケットを一括更新することが出来る「バッチ更新」機能について