trac.ini の設定 [ticket]
tracpathではtrac.iniの設定は全て管理コンソールから行う事が出来ます。 管理コンソールの操作は管理者ユーザのみが行えます。
ここではチケットのデフォルト設定を指定する事が出来ます。毎回同じ内容になる部分はtrac.ini の [ticket]ページであらかじめ設定しておくとチケット入力がよりスムーズになります。
commit_ticket_update_check_perms
対象のチケットに対して要求している操作を行う権限が更新者にあるかをチェックします。 これには Trac とリポジトリとの操作でユーザ名が同じ必要があります。
- デフォルト設定
false
commit_ticket_update_commands.close
チケットをクローズするコマンドを空白区切りで指定します。
- デフォルト設定
close closed closes fix fixed fixes
commit_ticket_update_commands.refs
参照を追加するコマンドを空白区切りで指定します。 特別な値である <ALL> を設定した場合、メッセージ中のすべてのチケットに参照を追加します。
- デフォルト設定
addresses re references refs see
commit_ticket_update_envelope
指定した設定でメッセージ中のコマンドを囲うようします。 この設定は空、もしくは二文字でなければなりません。例えば "[]" を設定すると、コマンドは [closes #4] という形式となります。
- デフォルト設定
commit_ticket_update_ignore_repositories
変更時にチケットを更新させないリポジトリの名前を設定します。 デフォルトリポジトリを指定する際には、空の名前の代わりに (default) を使うことができます。リポジトリは複数してすることが可能です。連動させたくないリポジトリ名をカンマ区切りで列挙すると、そのリポジトリに対するコミットとは連動しなくなります。
- デフォルト設定
記載なし
設定例:リポジトリ名が「opengroove-hp」のときopengroove-hp
関連FAQ:Subversionのコミット時、コメント連動する機能と解除方法について
commit_ticket_update_ignore_repositories
commit_ticket_update_notify
チケット更新時にチケット変更通知を送信します。
- デフォルト設定
true
default_cc
新規登録チケットにデフォルトで設定する関係者リスト。
- デフォルト設定
記載なし
default_description
新規登録チケットにデフォルトで設定する説明。
- デフォルト設定
記載なし
default_keywords
新規登録チケットにデフォルトで設定するキーワード。
- デフォルト設定
記載なし
default_owner
新規登録チケットにデフォルトで設定する担当者を指定。
- デフォルト設定
< default >
default_summary
新規登録チケットにデフォルトで設定する概要 (タイトル)。
- デフォルト設定
記載なし
default_version
新規登録チケットに対するデフォルトのバージョンを指定します。
- デフォルト設定
記載なし
[管理]>[バージョン]で設定されているバージョンの内チケット登録画面でデフォルト設定するバージョンを指定します。
バージョン設定画面
[管理]>[バージョン]の設定例
default_versionに「version2.0」と記載した場合のチケット登録画面
チケット登録画面例
quoted_text_in_reply
リプライでチケットのコメントや詳細を引用するかを指定します。
- デフォルト設定
true
true
false